2025.01
昨年12月、芸術劇場（池袋）宝塚歌劇団の「[b2]愛の不時着[/b2]」を観劇してきました！！！
宝塚大劇場（兵庫県）での上演ではありませんでしたが、いつものようにチケット入手倍率が高すぎて「無理かな・・・」と思っていましたが、奇跡的にチケットを入手できたので宝塚オタクと行ってきました。ルンルン♥
スタッフが行く「ゆる散歩番外編」として、その模様をお届けします。
この「愛の不時着」ですが、2019年に某動画配信コンテンツで放送され大ヒットした韓国ドラマを舞台化したもの。ご覧になった方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
主役の2人が、このドラマを経て結婚したことも話題になりました。
2022年に韓国でミュージカル化され、2024年2月と７月には、韓国人キャストによる日本公演も上演。私も２月の日本公演のミュージカルを見ることができました。
その話題作が宝塚歌劇の舞台になるということで、どんな愛の不時着になるのかとっても楽しみにしていました✨
あらすじは、芸術学校でピアノを学びながらも、亡き兄に代わり軍人となった北朝鮮のエリート将校リ・ジョンヒョクと、パラグライダー中に竜巻に巻き込まれ、北朝鮮の非武装地帯に不時着した韓国の財閥令嬢ユン・セリの運命の恋を描いた物語です。
ストーリーは分かっているので、自分の大好きな場面がどのように演じられているのか、楽曲がどのようにダンスと合致するのかなど止まらないワクワクの中いよいよ開演！
スイスの美しい船着き場でリ・ジョンヒョクが奏でるピアノの音を耳にしたユン・セリが生きる希望を取り戻す・・・。
・・・パラグライダーに乗り不時着した場所が北朝鮮・・・！不時着が縁で二人が出会う・・・。
やはりミュージカルは歌とダンスで展開が目まぐるしく、ドラマで大好きなシーンもたくさん表現されていました。
ちなみに私の大好きなシーンの一つに、野外市場でセリが人混みではぐれてしまい、暗闇の中ジョンヒョクが現れセリを温かく包み込むシーンがあります。セリが欲しいと言っていたアロマキャンドルを照らしながら暗い市場の中、セリを探すシーン。「私のことも探して！」と心の中で叫んだのは私だけではないと思います。
・・・セリを南（韓国）へ帰す作戦が何度も繰り返され、惹かれ合いながらもセリが無事に戻ることができた・・・。
あっという間に幕間です。幕間中は、友人とよかったシーンの感想を語り合いました。
二幕目が始まり、セリを追って悪人が脱北し南へ行ったことで、ジョンヒョクもそれを追って南へ行き、セリと再会します。
悪人も捕まり、北へ帰るために捕虜との交換など、さまざまな難関を経て、いよいよクライマックス！
二人が初めて出会った場所、スイスで願いがかなうのでした。めでたし、めでたし❤
今回の「愛の不時着」はとても素晴らしいミュージカルでした！
個人的には、韓国人キャスト版より歌もダンスもよかったと感じました。このミュージカルをぜひ、本家韓国の方々にも見ていただき宝塚歌劇団のミュージカル「愛の不時着」が愛されてほしいと思いました。
再上演の際は、皆さんもぜひご覧になってくださいね。
オススメです！
取材／文：すけがわ みほこ
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