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NP Walker

2025.04

旅をしている気分になるシンガポール料理

旅をしている気分になるシンガポール料理①

旅をしている気分になるシンガポール料理②

今回のゆる散歩は、ナチュラリープラス本社のある六本木一丁目のお隣、麻布十番にやってきました。
麻布十番にはさまざまなおいしいお店がありますが、お勧めのシンガポール料理店をご紹介します。

シンガポール料理とは?

シンガポールは中国系やマレー系、インド系を中心とした多民族国家であることから、料理の面においてもさまざまな民族の文化が混ざり合って形成された独自の食文化です。

シンガポール料理として有名な”海南鶏飯(ハイナンジーファン)”は、タイのカオマンガイと非常によく似ていますが、中国南部の海南島からの移住者が伝えたものとされています。

同じくシンガポールやマレーシアで有名なスパイシーな麺料理”ラクサ”は、地方によって見た目や味、使われる食材も大きく異なります。同じ料理でも地域、お店、作る人によって種類が多岐にわたる点が大きな特徴といえます。

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麻布十番駅から徒歩5分、お店に到着です!

シンガポール料理専門店:「海南鶏飯食堂」麻布十番本店
隠れ家的なたたずまいやかわいいお庭のある店先は、ここが日本ということを忘れてしまうような雰囲気で、旅気分にも浸れます💙

旅をしている気分になるシンガポール料理③

店内に入り、早速今回の目当ての料理である、店名と同じ「海南鶏飯」とパクチーサラダを注文しました。

旅をしている気分になるシンガポール料理④

海南鶏飯は、ゆで鶏が普通盛り・大盛り・特盛り、さらにタイガー盛りがありました。(なぜタイガー?笑)
タイガー盛りは普通盛りの3倍以上あります。タイガー盛りを頼む人はいるのかな?と思っていた矢先、隣に座った男性客2名がタイガー盛りを注文したので思わず隣を見ると、2人ともマッチョ!!納得です。
そして、ランチタイムだけ、ご飯は無料で追加できるので、しっかりと食べたい方にはうれしいお店です。

旅をしている気分になるシンガポール料理⑤

では、いよいよ実食!
ゆで鶏、鶏スープで炊いた味付きライス、鶏スープ、3色ソースのセットプレートにパクチーが添えられて登場!

鶏スープは、しっかりと鶏を感じられるスープで、ひつまぶしのように味付きライスにかけて食べたいくらいでした。
ゆで鶏は自分で作るものと違い、ひと口食べると発達した筋繊維を感じるほどしっかりとしたかみ応えがあり、弾力のある食感を楽しめました。

3色ソースはチリ、しょうが、甘じょうゆで、ゆで鶏を飽きることなく食べることができます。私が一番気に入ったソースは甘じょうゆで、日本のしょうゆとは違い、とろみと甘みがゆで鶏によく合っていました。
満足、満足😊

そして、食後のお楽しみは、王道の「マンゴープリン」です。
温かいジャスミン茶と共にランチの締めくくりを楽しむことができました。

旅をしている気分になるシンガポール料理⑥

帰り道には、日本に帰ってきた気分を味わえる、慶応元年(1865年)創業の「豆源」本店に寄り道🚶
今日は作りたてのおかきを購入しました。

旅をしている気分になるシンガポール料理⑦

夏には、本店限定のくず切りや豆かんも販売しています。大好きな「大黒かりんとう」を食べたかったのですが、そのかりんとうを作る跡継ぎの方がいないため、知らない間に終売に…。伝統継承の難しさはこんなところにも、と少し感傷的になりました。

旅をしている気分になるシンガポール料理⑧

「どうか、おかきはなくならないように」「大好きなお店が長く続くように」そう願って、これからもせっせとお店に通おうと思います。

ぜひ「世界を旅する」そんな気持ちで麻布十番を散策してみてください。
おいしいシンガポール料理や日本の老舗のお菓子だけでなく、他にもさまざまな国の料理や文化などに出合えることでしょう。

旅をしている気分になるシンガポール料理⑨


「海南鶏飯食堂」
https://route9g.com/
「豆源」
https://www.mamegen.com/


取材/文:すけ

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