2026.01

管理栄養士のいかりゆみこです!
「知って得する!試して楽しい!」そんな健康や栄養に関する情報を、このコラムで発信していきます。
新しい年を迎え、これまで以上に自分自身や家族の健康管理に力を入れたいと考えている方は多いのではないでしょうか。
料理の基本である味付けですが、レシピにある「少々」や「適量」を感覚で決めるのは意外と難しいものです。
そんなお悩みを解決し、料理の腕をワンランク上げてくれるのが“調味パーセント”の活用です。誰が作ってもおいしく仕上がり、健康管理にも役立つ調味パーセントの活用方法をご紹介します。

調味パーセントとは、材料の重量に対してどのくらいの量の調味料(主に塩分や糖分)を使っているか割合で示したもの。
料理ごとの調味パーセントを覚えておけば、材料の分量が変わっても簡単に調味料の量を割り出すことができます。

①材料の多い少ないにかかわらず調味料の使用量がすぐに分かり、味付けの失敗を防げる
レシピ本は「2人分」や「4人分」で書かれていることが多いですが、実際に作ってみたら材料が中途半端に余ってしまったということはありませんか?
調味パーセントを活用すれば、使いたい食材の量に合わせて簡単な計算で正確な調味料の量を割り出せます。
また“今回は薄かった”“前回は上手にできたのに…”といった味のブレも防ぐことができます。
②作る人が違っても毎回同じ味が再現できる
長年の調理経験によって培われる勘やさじ加減は素晴らしいことですが、それを他の人がまねするのは簡単なことではありません。感覚に頼らなくても調味パーセントを活用すれば、料理に慣れていない人が作ったり、急いで作ったりしても、いつもおいしい味が再現できます。
③塩分や糖分の取り過ぎを防ぎ、健康管理に役立つ
目分量で調味料を入れていると、塩分や糖分を普段どのくらい取っているか把握するのは難しいかもしれません。調味パーセントを活用すれば、塩分や糖分の取り過ぎを防げるだけなく、人間が“おいしい”と感じる理想的な濃度で調整することができるので、食事の満足感を損なうことなく健康管理に役立ちます。
一般的においしいとされるみそ汁の調味パーセント(塩分)は0.6~0.8%です。
では2人分作る場合、だし汁1.5カップ(300 g)に対して、みそは何g必要でしょうか?
材料の重量(g)×調味パーセント(%)÷100=調味料の重量(g)
上記の式に当てはめると、だし汁の重量(300g)×0.8÷100=2.4gの食塩を含んだみそが必要になります。
みそは100g中に12.4gの食塩が含まれるので、2.4gの食塩を含んだみその重量は19.35gです。
答え:2人分のみそ汁を作るのに必要なみその重量は約19g(大さじ1強)

味付けの参考になったでしょうか?
よく作るメニュー以外で、味付けに自信のないときや食材を使い切りたいとき、健康を考えた味付けにしたいときなどの参考に、料理ごとの調味パーセントの目安表をぜひ活用してみてください。
編集:いかり
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